|
2007年 05月 11日
宇宙はどのように形作られたのか?宇宙の未来はこれからどうなるのか?こうした疑問に答えるヒントを与えてくれるのが「暗黒物質」だ。暗黒物質は、見ることが出来ず未だに誰も発見していないが、存在することは確実だといわれる不思議な物質だ。星や星間ガスなどのこれまで知られている物質の5倍以上の質量があり、現在の宇宙の成り立ちや将来の宇宙の姿を知るために欠かせないと考えられている。 今年1月、愛媛大学などが参加する世界15カ国のチームは、重力によって光が曲がる「重力レンズ」と呼ばれる現象を観測することで、暗黒物質がどのように分布しているのかを示す大規模な宇宙地図を世界で初めて発表した。この結果、暗黒物質は銀河を包み込むように存在していることが明らかになり、銀河や星の誕生に密接に関わっていることがわかってきた。 また暗黒物質を直接観測しようという研究も進められている。京都大学などの研究チームは、超電導磁石を使って強力な磁場を作り出すことで暗黒物質を検出する装置を開発。また岐阜県の神岡鉱山では、東京大学のチームが高感度光センサーを使って暗黒物質を発見する研究を進めている。宇宙の起源を明らかにし、さらに将来の宇宙の姿を描くために不可欠な暗黒物質研究の最前線に迫る。 サイエンスZERO ・宇宙の誕生は137億年前 ・冷えるまでが37万年前 ・4対2対7(普通物質、暗黒物質、意味不明物質の比率) 意味不明物質なんてはじめて知りました。 あと、アインシュタインがバカなのも判明しました(笑)
by Rock_Hill
| 2007-05-11 20:00
| 宇宙
|
ファン申請 |
||