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2007年 05月 15日
TBS系の報道番組「筑紫哲也NEWS23」でキャスターを務める筑紫哲也さん(71)は14日放送の番組冒頭、自分が初期の肺がんであることを告白し、「しばらく治療に専念したい」と、同番組を当面、休養することを明らかにした。 TBSによると、筑紫さんは15日から休養し、代役は立てないという。筑紫さんは「国民の2人に1人はがんにかかる。厄介ではあるが、勝てない病ではありません。症状は十分に克服できる。がんにうち勝って、また戻って参ります」と、復帰に強い意思を示した。 筑紫さんは朝日ジャーナル編集長や朝日新聞編集委員などを経て、1989年10月から同番組のキャスターを務めてきた。番組を病欠したことはなく、オウム真理教事件で、TBSが坂本堤弁護士のインタビュービデオを放映前に教団側に見せた際には、「視聴者との信頼関係で、TBSは死んだに等しい」と発言したことでも話題になった。 筑紫哲也さん、番組で初期の肺がん告白…当面休養 「がんを生きぬく」(動画) 一応、医者の息子として警告ですがね。 マイコプラズマ肺炎なら初期の肺ガンでもやばいですよ。 17日間でマイコプラズマ肺炎で亡くなった19歳の女性を知っていますからね。 一応、肺がんのデータでも載せて起きますよ。 肺癌のデータ ICD-10 C33-C34 統計 出典: 世界の患者数 世界の死亡者数 1,300,000人(2005年) 日本の患者数 67,890人 男性48,184人 女性19,706人(2000年) 日本の死亡者数 62,063人 男性45,189人 女性16,874人(2005年) 原因 肺がんの発生率は喫煙と高い相関がある。 人々が癌に罹患する四大原因を示す。 * タバコに含まれているような発癌性物質 * 放射線 * 遺伝的感受性 * ウイルス 検査 肺癌は、検診等で偶然撮影した、あるいは何か症状があって撮影した胸部レントゲン写真・CTで異常影が認められ、疑われることが多い。肺癌の検査には、胸部異常影が肺癌であるかどうかの確定診断のための検査と、肺癌の病期(広がり)を決定し治療方針を決めるための検査がある。 血液検査 腫瘍マーカー (CEA, SCC, CYFRA, ProGRP, NSEなど) の高値は癌が存在する可能性を示唆する。また、治療後の効果を推定する補助となり得る。 喀痰検査 喀痰細胞診で癌細胞が検出されれば、肺癌の可能性が非常に高い。 胸部CT 肺腫瘤がスピクラ (spicula) 、胸膜陥入像、ノッチを伴う場合、肺癌の可能性が高い。また肺門・縦隔リンパ節転移の有無、胸水の有無は肺癌の病期確定に関与する。 ポジトロン断層法(PET) 核種で標識したブドウ糖を点滴静注し (18FDG-PET)、その集積をみることで肺腫瘤が癌かどうか、リンパ節および全身に転移がないかどうか推定できる。 脳MRI、骨シンチグラフィー それぞれ脳転移、骨転移の有無をみる。 気管支鏡検査 (bronchoscopy) 気管支鏡にて中枢気管支を観察し、生検を行う。ただし、気管支鏡は太さが4-6 mm 程度あるため挿入できる範囲が限られ、肺癌が肺末梢に存在する場合異常を観察できないことが多い。その場合、経気管支生検 (Transbronchial biopsy; TBB)、経気管支擦過細胞診、気管支洗浄などで肺末梢から検体を採取し、肺癌の確定診断を行う。 経皮肺針生検 CTを撮影しながら針を直接経皮的に肺腫瘤に突き刺し生検を行い、病理学的に確定診断を行う。 治療 肺癌の治療はその癌の増殖状態と患者の状況(年齢など)に依存する。普通実施される治療は、外科手術、化学療法そして放射線療法である。 小細胞癌と非小細胞癌では、治療方針が大きく異なる。 小細胞肺癌では、stage I期(リンパ節、周囲臓器への浸潤及び転移が認められない)に限っては手術療法が検討されるが、基本的には化学療法、放射線療法が主体である。 非小細胞肺癌では、stageIIIa期までは手術療法が検討される。一方、それ以上の臨床病期では手術の適応となることは乏しく、化学療法、放射線療法が治療の主体となる。 高齢、内科的合併症などにより手術不能非小細胞癌に対しては、放射線治療が標準治療として行われてきた。 合併症による手術不能I期非小細胞肺癌に対し、先端医療技術としてラジオ波焼灼術 (Radiofrequency Ablation) や定位手術的放射線治療 (Stereotactic Radiotherapy)、粒子線治療 (Ion Beam Therapy) を施行する施設もある。一部の報告では、低侵襲で、手術療法に匹敵する成績が報告されている。しかし、長期成績や、臨床試験の成績報告は乏しく、今後の手術療法との比較の臨床試験の結果が待たれる。 傾向 肺癌は喫煙歴がある、50才代のグループにもっとも多く見られる。西側諸国では、肺癌は癌患者数の第二位に位置し、男性でも女性でもがん死のトップである。2001年にはおおよそ169,500名の新規肺癌患者が発見され、その内訳は男性が 90,700名、女性が 78,000名である。西側諸国では男性の肺癌死亡率は低下傾向であるが、女性の喫煙者グループの増大とともに肺がん死も増加している。 予防 対費用効果の高い肺癌対処法として、予防計画が地域単位更には地球規模で策定されている。少なからぬ国家において、喫煙が許される場所を制限しているが、それでもなお様々な場所で喫煙が行われているのが実情である。喫煙の除去は肺癌予防のための闘いの第一目標であり、おそらく受動喫煙防止はこのプロセスにおいて最も重要な予防策である。 検診は重要であり且つ実施も容易なことから、肺癌予防の2番目の目標として検診の種々の試みがなされている。単純胸部X線撮影と喀痰検査は肺癌の早期発見には効果がなく、癌死を減らす結果につながらない。 しかし、2003年9月にLancet誌には期待される検診が掲載された。スパイラルCT(ヘリカルCTの項に詳しい)はヘビースモーカーなど高リスク群の早期肺癌発見に効果がある 肺がん やはりタバコは史上最悪のアイテムですね。 日本たばこ産業潰そうかな。
by Rock_Hill
| 2007-05-15 02:10
| 健康/病気
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